山田が実際に見聞きし体験した音楽、その当時の最先端でありセンセーショナルな反響を呼んだバレエ・リュスやイザドラ・ダンカン、そしてアメリカにて大活躍する伊藤道郎のために書かれた作品や、珍しいダルクローズの作品など、普段余り聴きなれない作品も絡めての公演でした。
不思議と自然の中に溶け合うような旧奏楽堂の温もりある響きに、山田作品はピッタリに感じます。マニアックな内容にも聴きにいらして下さった方々にはとても感謝の気持ちです。
11月16日(土)には、瑞穂町スカイホールにて、山田耕筰のピアノ作品を中心としたレクチャーコンサートもございます。
7月は大阪、8月は美術館、そして9月の自身のリサイタルと、私自身も楽しみな公演が多く続きます。随時、情報を挙げていきますので、どうぞご期待ください。