1月・2月は例年通り、学校関係の試験や入試などに追われていました。2月には、ピアノ四重奏の演奏会の機会を頂き、久々に大きな編成の室内楽を勉強しました。ブラームスのピアノ四重奏曲は、もはやシンフォニーを聞いているかのようです。
おかげさまで昨年は本当に忙しく活動をさせて頂いたのですが、その疲れがまだ残っているようで、2月後半からは自分自身を見つめ直したり、今まで出来なかった勉強を始めたりして、音楽に対する英気を養っています。
そんな中、今夜はヴァイオリンのドガレイユ 氏とパリ音楽院時代の師ルヴィエ先生のデュオを聴いてきました。先生に会うのは約一年ぶりですが、本当に変わらずお元気です。
先生に直接教わったプーランクのヴァイオリンソナタでは、思わず涙が溢れ…ラヴェルの遺作ソナタでは眩いばかりの色彩を感じ、改めてフランスへの念を強くした演奏会でした。叶うのならば、再びパリへ行きたい…
4月からはまた演奏会や学校関係が始まるので、それまでじっくりと自分と向き合い、音楽を作っていけたらと思っています。
3月1日には、紀尾井ホールにて二人の演奏会があります。フランス音楽の真髄に触れたい方はぜひ。